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木村眼科クリニック研修センター 「兎渡路の家」
建築石材溶岩カウンターその他材料のみ国産材
ミヤガワ工房様が手がけた、木村眼科クリニック研修センター「兎渡路の家」。 多種多様な石材が、空間ごとに丁寧に使い分けられている建築です。 採用された石材は、高畠石(山形県)・白河石黒目(福島県)・伊達冠石(宮城県)・溶岩石・黒御影石。 いずれも表情や質感の異なる素材で、それぞれが役割を持って配置されています。 屋内壁には、あえて表面を粗く仕上げた白河石黒目を使用しています。 質感と陰影が生まれることで、空間に奥行きと落ち着きを与えています。 玄関壁と内壁には高畠石、玄関床には白河石黒目を用い、来訪者を迎える場に石の存在感を与えています。 暖炉背面には溶岩石を配し、素材の粗さが火の力強さを引き立てています。 カウンターには黒御影石を使用し、空間全体を静かに引き締めています。 また、小物には伊達冠石を取り入れ、さりげないアクセントとして奥行きを持たせています。 これだけ多くの石材を一つの建物の中で使い分ける例は多くありません。 それぞれの石が主張しすぎることなく、空間の一部として自然に馴染んでいます。 石は装飾ではなく、空間を支える素材の一つ。 その考え方が、静かに伝わってくる現場でした。 ■仕様(抜粋) 屋内壁:白河石黒目(自然風仕上げ) 玄関壁・内壁:高畠石 玄関床:白河石黒目 暖炉背面:溶岩石 カウンター:黒御影石 小物:伊達冠石



